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ボジョレーヌーボー。

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昨日11月16日はボジョレーヌーボーの解禁日でございました。

ボジョレーヌーボーとは毎年11月の第3週の木曜日に発売されることがフランス政府によって決められています。

というのもヌーボーとはフランス語で『新しい』という意味で、その年に取れた新鮮なブドウで作る一番搾りのようなワイン。

そして各社の競合により我先にと、熟成されていないブドウを使った粗悪品が出回ることを懸念して設定されているようです。

 

そんなボジョレーヌーボーですが、皆さまご存知の通り毎年キャッチコピーが決められております。

 

ちなみに今年のキャッチコピーは、

今世紀最高と称された2015年産に並ぶ出来

です。

 

2015年がなんぼのものかは分かりませんが、毎年毎年今年の出来はすごい!というようなノリで世間を賑わせているボジョレーヌーボーのキャッチコピー、改めて振り返ってみましょう。

 

1998 「10年に1度の当たり年」

1999 「品質は昨年より良い」

2000 「出来は上々で申し分の無い仕上がり」

2001 「ここ10年で最高」

2002 「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」

2003 「100年に1度の出来、近年にない良い出来」

2004 「香りが強く中々の出来栄え」

2005 「ここ数年で最高」

2006 「昨年同様良い出来栄え」

2007 「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」

2008 「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」

2009 「50年に1度の出来栄え」

2010 「2009年と同等の出来」

2011 「2009年より果実味に富んだリッチなワイン」

2012 「ボジョレー史上最悪の不作」

2013 「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」

2014 「2009年の50年に一度のできを超える味わい」

2015 「今世紀で最高の出来」

2016 「エレガントで酸味と果実味のバランスがとれた上品な味わい 」

 

まぁ好き好き言うてます。

これじゃどれが本当に美味しかったのか分かりません。

というわけでキャッチコピーから分かりうる範囲で検証してみましょう。

まず、古いところから。

 

1998 「10年に1度の当たり年」

1999 「品質は昨年より良い」

この2つの優劣は簡単ですね。

ただ、10年に1度と言っておきながら翌年簡単に上回るあたりのっけから半端なさそうです。

1998<1999  

 

 

続いて2000年。

2000 「出来は上々で申し分の無い仕上がり」

これは正直イマイチですね。

ほかの年と比較してないあたり自信のなさが伺えます。

2000←new!!<1998<1999  

 

 

そして2001年。

2001 「ここ10年で最高」

おっとここで抜けました。

今までの10年を軽く超えましたね。

よって暫定1位です。

2000<1998<1999<2001←new!!  

 

 

続きまして2002年。

2002 「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」

ほぉ!またもや現れました。

昨年より出来がいいとハッキリとおっしゃいました。

2002年が1位です。

2000<1998<1999<2001<2002←new!!  

 

 

では2003年。

2003 「100年に1度の出来、近年にない良い出来」

まさか2002年のさらに上を行くとは。

文句なしの1位ですね。100年に1度ですから文句のつけようがありません!

もう2003年を抜くボジョレーは現れないでしょう!

2000<1998<1999<2001<2002<2003←new!!  

 

 

まぁ2003年は抜かれることはないでしょうが2004年も一応見てみましょう。

2004 「香りが強く中々の出来栄え」

ほら、やはりです。

全然ダメですね。

2004←new!!=2000<1998<1999<2001<2002<2003  

 

 

このまま消化試合になるのか?2005年です。

2005 「ここ数年で最高」

ふぁ!?数年ということは2〜9年、もちろん2003年を含んでいます。

まさか100年に1度の2003年が抜かれるとは思いませんでした。

2004=2000<1998<1999<2001<2002<2003<2005←new!!  

 

 

興奮を抑えきれぬまま2006年をみてみます。

2006 「昨年同様良い出来栄え」

またか!!2003年とは何だったのか。

2003年、褒めて損したぜ。

あの2005年に並ぶとはまさに項羽と劉邦。

2004=2000<1998<1999<2001<2002<2003<2005=2006←new!!  

 

 

まさかまさかこのまま続くか!?

2007 「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」

なんだそりゃ。

なんと情けない。

こんなもの最下位です。

2007←new!!=2004=2000<1998<1999<2001<2002<2003<2005=2006  

 

 

もっと楽しませてくれよ!

2008 「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」

うわー。ノーコメント。

2007=2008←new!!=2004=2000<1998<1999<2001<2002<2003<2005=2006  

 

 

挽回しろボジョレー!

2009 「50年に1度の出来栄え」

おっ!?と思いきや。2003年の100年に1度には劣ります。

生まれてくるのが少し遅かったな。

2007=2008=2004=2000<1998<1999<2001<2002=2009←new!!<2003<2005=2006  

 

 

終盤です。2010年。

2010 「2009年と同等の出来」

こらまた冴えないですね。

2007=2008=2004=2000<1998<1999<2001<2002=2009=2010←new!!<2003<2005=2006  

 

 

地デジの2011年。

2011 「2009年より果実味に富んだリッチなワイン」

ん〜微妙。

2009年と比較しているあたりしょぼい。

2007=2008=2004=2000<1998<1999<2001<2002=2009=2010<2011←new!!<2003<2005=2006  

 

 

そろそろなんか来そうな気がします。

2012 「ボジョレー史上最悪の不作」

逆に!?逆に気になる!!

文句なしの堂々のどべ!!

2012←new!!<<<2007=2008=2004=2000<1998<1999<2001<2002=2009=2010<2011<2003<2005=2006  

 

 

さすがにこのままは終われない!

2013 「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」

しょっぱい。あぁしょっぱい。

頑張れよ。

2012<<<2013←new!!=2007=2008=2004=2000<1998<1999<2001<2002=2009=2010<2011<2003<2005=2006  

 

 

もうそろそろ終わりますよ。

2014 「2009年の50年に一度のできを超える味わい」

んーーー。また2009年か。

悪くはないんですが弱い。

2012<<<2013=2007=2008=2004=2000<1998<1999<2001<2002=2009=2010<2011=2014←new!!<2003<2005=2006  

 

 

もう2005年2006年で決まりですね。一応2015年。

2015 「今世紀で最高の出来」

出たーーーー!!!

今世紀最大!!!

今世紀、つまり2001年以降最高の出来だそうです!

文句なし!あんたが最強!

項羽と劉邦ここに敗れたり。

2012<<<2013=2007=2008=2004=2000<1998<1999<2001<2002=2009=2010<2011=2014<2003<2005=2006<2015←new!! 

 

 

ラストです。2016年。

2016 「エレガントで酸味と果実味のバランスがとれた上品な味わい 」

なんじゃそら。バイバイ2016年。

2012<<<2016←new!!=2013=2007=2008=2004=2000<1998<1999<2001<2002=2009=2010<2011=2014<2003<2005=2006<2015 

 

 

というわけで2015年が史上最高のボジョレーヌーボーだということが分かりました。

 

ちなみに話を元に戻すと何でしたっけ。

あぁ、そうか今年のボジョレーヌーボーがどれほどのものか検証していたんでしたね。

今年のキャッチコピーは、 「今世紀最高と称された2015年産に並ぶ出来」 です。

 

 

えっ??

 

 

2015年に並ぶ出来???

 

 

なんとなんとあの最強の項羽と劉邦を倒した2015年と同等の出来栄えですか。

というわけで結果が出ました。

 

2012<<<2016=2013=2007=2008=2004=2000<1998<1999<2001<2002=2009=2010<2011=2014<2003<2005=2006<2015=2017 

 

さぁみんなで乾杯しましょう。