
さ!
昨日に引き続きプロ野球の話をさせていただきます。
皆様ご覧になりましたか?
今日の阪神タイガース、なんとサヨナラ勝ち!
8回裏に3点を取ってからの10回裏のサヨナラ勝ち•••。
これはヤバイですね。
甲子園はとんでもない騒ぎになったことと思います。
宗右衛門町の横に流れる道頓堀川に飛び込んではダメですよ!
まだまだ寒い3月ですよ!!
そんなことはせずにラウンジで一杯やって温まりましょう(・ω・)
こうやって阪神タイガースのことを書いていますが、忘れてもらっては困ります。
私は巨人ファンですよ!
これも巨人が勝ったので一緒に阪神の勝利を喜んでいるのです。
まぁ心に余裕があるということですw
さて、プロ野球の結果についてはこの辺にしまして、今日はひとつニュースで気になる記事を目にしたのでそちらの話をしようと思います。
まずはこちらをご覧ください。
札幌ドーム(札幌市)の内野席でプロ野球観戦中にファウルボールが当たって右目を失明した市内の30代女性が北海道日本ハムファイターズなどに計約4650万円の損害賠償を求めた訴訟で、札幌地裁(長谷川恭弘裁判長)は26日、球団などに約4190万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
女性側は「投手は打者の思い通りに打撃させないことを目指して投球するため、プロ野球選手でも打球の方向や角度は予想困難だ。老若男女を問わず安心して観戦できる防球ネットなどを備えておくべきだった」と主張。球団側は「観客は打球に注意しさえすればファウルボールの直撃を回避できる。事故当時、十分な対策を講じていた」と反論していた。
訴状によると、女性は平成22年8月21日、夫や子ども3人と日本ハム対西武戦を観戦していた際、ライナー性のファウルボールの直撃を顔に受け、右顔面骨骨折や右眼球破裂の重傷を負った。
う〜ん•••。正直難しいですよね。
私的にはどちらの主張も理があるように感じます。
私も野球観戦には何度も行ったことがありますが、はっきり言ってファールボールはめちゃくちゃ恐ろしいです。
ライナー性のファールボールなんて本当に避けろという方が無理なくらい速いスピードで飛んできます。
かといって球場側は、最大限にアナウンスや場内警備員の笛などでファールボールに関する注意を喚起していることも確かです。
近年プロ野球の球場は欧米化(?)しており、ネットなどをなくしたりと色々な変化が見られます。
それは観客にもっともっと臨場感を与えることであり決して悪いことではないと言えます。
しかしそれによって安全性が下がることも確かであり、双方は相反するものです。
ちなみにチケット(試合観戦契約約款)には以下の文言があります。
第13条 (責任の制限)
主催者及び球場管理者は、観客が被った以下の損害の賠償について責任を負わないものとする。但し、主催者若しくは主催者の職員等又は球場管理者の責めに帰すべき事由による場合はこの限りでない。
ホームラン・ボール、ファール・ボール、その他試合、ファンサービス行為又は練習行為に起因する損害
〜中略〜
2 前項但書の場合において、主催者又は球場管理者が負担する損害賠償の範囲は、治療費等の直接損害に限定されるものとし、逸失利益その他の間接損害及び特別損害は含まれないものとする。但し、主催者若しくは主催者の職員等又は球場管理者の故意行為又は重過失行為に起因する損害についてはこの限りでない。
3 観客は、練習中のボール、ホームラン・ボール、ファール・ボール、ファンサービスのために投げ入れられたボール等の行方を常に注視し、自らが損害を被ることのないよう十分注意を払わなければならない。
要は、「応急処置はしましょう!それにかかる治療費もお支払いしましょう!ただその後の損害については保障できないよ〜」ということですね。
仕方ないような、かといって被害に遭われた方は本当にかわいそうな気もします。
「おいおいあんた、判決では観客側が勝訴してんじゃねぇかよ」
そうお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、私が調べてみた限りでは主催者側に賠償命令が下されたのは今回が初めてのようです。
過去の判決と今回の判決、一体どこに差かあるのか非常に気になるところではありますが、少々長くなってしまったので今日はこの辺にしておきます。
最後に。
これから野球観戦に行かれる方、試合中は絶対によそ見はしないようにしてください。
ほら、迫ってきているかもしれませんよ?ファールボールが••••••。